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いたいけなけいたい

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回文ってやつですね。

今ではすっかりスマホの時代ですが、まぁまだ携帯の名も一般的には定着していて、
ただ、携帯が使われ始めた当初、よく得意気に

『いたいけなけいたい』

と言うフレーズを発しておりました。

ちなみに当時の私の "いたいけなけいたい" は J-Phone。
以降、ずーっと同じ番号で ボーダフォン を経て ソフトバンク に至っております。

思い返せば 20年前、インドはムンバイで働き始めた頃、会社からポケベルを渡され
外出中はそれを社内チームメンバー同士の通信手段としていました。懐かしい ...
それまで、ポケベル世代でしたけど、ポケベルなんて女子高生が持つもんだと思っていたので
自分は一切使用した事が無く、なぜにインドで使い始めなあかんねん?と言う心境でした。

その後、メールにネットが当たり前の世の中となり、コミュニケーション上での世界は小さくなり
非常に便利ですが、ちょうど私の世代ってネットが世に出て浸透するかしないかの狭間で、
海外を旅して出会った人たちとはアドレス帳に住所や連絡先を書き合いっこしてたものです。

なので、思い返せばいい出会いがあったなぁ ... とか、あの時のあの人はどうしてるんだろうか?
って、ふっと思う時もあるのですが、既に音信不通 ... 。

その点、私世代のすぐ後の世代は、旅先で出会った人たちとメールやネットで繋がっているので、
連絡の取り易さ、繋がりを Keep し易いのは言うまでもありません。

ただ、そこで私自身反省と言うか、やや人間味に欠けるなぁと思うのは、私の前の世代の人たちって
レター ... すなわち封書の手紙の時代なのに、そう言う旅先で出会った人たちとの繋がり、交信が
途絶えて無い人が多いと言う印象を受けるんです。

1970年代のヒッピー時代でしょうか、インドやアジアの旅で出会ったおじさんたちが、今でも
あの時代のインドの話で盛り上がったりしてる現場を見てると、なんかホッコリしますよ。

今の 50代以上の世代 ... 人間味、人情、人間力、絆 ... そう言う部分が非常に強く、
古き良き日本人と言うか、温かみ温もりのある方々が多いんですよね。

私は、既にそう言う部分が足りないなぁと感じています。
もう少し、あの時のステキな出会いを大切にしていれば ...

・元旦の初日の出をエアーズロックの上で拝み、全身に太陽のエネルギーを受けてその喜びを
   分かち合ったライダーで、その 3ヶ月後、ばったりバンコクのカオサンロードで偶然の再会を
   果たしたお兄さん!(これ、女子だったら運命の再会ってもんですよ。)

・カトマンズの丘で夕日を眺めながら、ウルトラクイズでグアムまで行った話と、香港で結婚前の
   和久井映見と萩原誠に遭遇し和久井映見とのツーショットを萩原誠に撮らせたお兄さん!

・アユタヤで意気投合したけど、ちょっとヤバイ雰囲気で怖いなぁと思ってた兄ちゃんと、
    約 1ヶ月後にカトマンズでバッタリ再会した時、彼の方が私の見たくれにビビっていた!とか。

・カジノで 1,000万円大負けした カジノリ とか ...

思い出せば他にもいろいろ ...
あの日 あの時 あの場所で ... 出会った人たちは今頃どこで何をしてるんだろう ... って思います。

お〜い、オイラは今でもインドへ行ってんぞーっ!って ... 
気がついたら、インド航路で私を見かけたら、是非声をかけて下さいな!

Anyway ... いたいけなけいたい ...

デジタルな世にあって、しかーし、年長者の人間力に敬意を持ちながら、私はアナログな対話も
心がけ、インドでも東南アジアでも、そして日本でも、デジタルとアナログを融合した温もりのある
商売をして行きたいと思います。

"おやすみなさいまシュデコスタ!"



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